2019/06/10
最近、土地付き分譲太陽光に良い出物が見つからず、皆様にご紹介できない日々が続いてます。
ブログネタに困ってきたので
そこで、2015年6月7日時点でタイナビに登録されている全63物件のデータを比較してみました。
今回は簡略化のため、63物件中、低圧でないもの・価格非公開のものを除く43物件で、データを比較しています。
その結果、な、なんと、驚きの事実が!!
・・・分かったわけではないのですが、せっかくですの皆様に情報を共有させていただきます。(ネタでした。すいません。)
本当は有意義な結果だと思います。ぜひご参照ください。
○低圧全43物件
・平均価格: 2017.7万円(税込)
・平均利回: 9.9%
・平均容量: 52.0KW
・平均KW単価: 39.1万円(税込)
・36円物件: 13件(21%)
・32円物件: 20件(32%)
・29円物件: 6件(10%)
・27円物件: 4件(6%)
●売電単価毎のパラメタ
平均価格 平均利回 平均KW単価
・36円物件: 2386.4 9.6 45.4
・32円物件: 1899.7 9.9 37.8
・29円物件: 1795.8 10.1 33.5
・27円物件: 1742.3 10.4 33.0
※物件により含まれているものが異なります(フェンス、遠隔監視、土地、連携費用等)のであくまでも参考値
※1物件に複数区画含まれるものも1区画分として算出しています。
売電単価が下がると、販売価格とKW単価が下がり、
それに反して平均利回りは上がっています。
これは非常に有意義なデータです。
売電単価が下がってもシステム単価がそれ以上のペースで下がり利回りは上がっているということですから、
目論見どおり、再エネ普及が進んでいることを示す良いデータかと思います。
●まとめ
我々太陽光発電事業者向けには、これらのデータから以下の仮説をたてることができます。
①27円物件を狙ったほうが利回りが良い
②36円物件、32円物件には価格交渉余地がある
物件の詳細はこちらから↓
太陽光発電物件サイトはタイナビ発電所
※登録すると登録確認の電話がかかってきますが、それ以降のしつこい勧誘等ありませんのでご安心して登録ください。
コメント
大変有意義なデータありがとうございます。
傾向としてはまさに仰る通りですね!!
ただ気になった点なのですが、大きいくくりとして土地の賃貸か買い取りなのかで変わってくるかと思います。
考え方によると思いますが、この2つを比べてみた結果、私のお勧めはやはり買取という結論に達しています。
賃貸→貸主の都合でトラブルになったとき途中退去の可能性や、20年以上壊れなかった場合事業継続できないリスクがある。 利回りが11%~13%など高いのが特徴。
買取→土地でトラブルなどは起こらないが、利回りが8~10%程度。
また太陽光サイトの問題点でもあるのですが表記が統一されていないため、利回りがいいけどフェンス砂利や防草シートの代金など、オプション面がまったくない分利回りがいいという場合もありますので、バランスや重視する部分など総合して吟味する必要があるかと思います。
by なお 2015年6月8日 12:36 AM
なおさん
そうですね。賃貸か買取か、またこれらの用地の費用が含まれているかは物件によって異なりますので、これらの影響は無視できないですね。
基本は含まれていないものがほとんどですが、たまに用地代金込みのものもありました。
ですのでどちらかと言うと、これらのデータは一次選別のために使い、ある程度の条件を満たすものは詳細をみないとわからないないと思っています。
ちなみに私も買取推進派です。やはり20年後以降も売電できると期待したいので出来るだけ買取っておきたいです。
by あおそら 2015年6月10日 1:38 AM