2019/06/10
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HowTo小型風力が良くわかる|C&Fアジアパシフィック代表取締役漆谷敏郎氏インタビュー
風力発電について勉強を続けています。
SmartJapanに入門者向けの小型風力発電の進め方が「C&Fアジアパシフィック」社の代表取締役漆谷敏郎氏のインタビューという形でまとまっていました。
スマートエネルギーWeek 2016の特集記事ですので、すでに3ヶ月前の記事になりますが、大変参考になりますので、風力発電にご興味がある方はぜひご一読ください。
C&Fアジアパシフィック社のインタビュー記事で気になったところ
まず一番大事な価格・収支面。
値段はそれなりにしますが、利益率は太陽光発電に比べても十分に高いですね。
- ローターとナセル(羽根の中心部)、タワー、パワーコンディショナーなどの風力発電システム一式の価格は1980万円(税別)
- 土地取得費用と施工費などの費用を合計した初期費用は約2760万円
- 同社の試算では、年平均風速6m/s(メートル毎秒)が期待できる場合、20年で約3200万円の損益となる。7m/sであれば約5200万円
圧巻部分は記事中盤のタワーの立ち上げの写真です。
風力発電の大きさと、タワーの大きさを感じることができます。これが数分程度で立ち上がるというのですからすごいですね。
同社のタワーは根元に油圧で動作するジョイントを設けており、車両から油圧を供給するだけでタワーが立ち上げる(自立式油圧シリンダー方式)。このため、4トン車だけで対応できるという。
「数分程度でタワーが立ち上がる(図4、図5)。部材到着から2日でタワーが完成し、周囲に設置したパワーコンディショナーと接続すればよい」(同氏)。
小型風力発電と言っても、実際には現物を見たことがない人がほとんどだと思いますので、その大きさのイメージできるのは良いですね。
その他、注目すべき点として
- 日本国内では20kW未満に市場性があるため、風車本来の潜在性能は20kW以上あるものの、出力を19.5kWとした」
とあります。
・・・そんなんで良いんだ。と思ってしまいました。(笑)
そういえば、C&Fアジアパシフィック社は先日のPVJapan2016にも出典していました。
風力発電はこれからの分野ですので頑張って盛り上げていってほしいですね!