2019/06/10
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この記事の目次
妻(個人事業主)名義で太陽光発電施設を保有|太陽光発電事業の節税対策
ここのところ次年度以降の太陽光発電事業の節税対策を絶賛検討中です。
法人成り等も考えてきましたが結局
「今年追加で購入した2基分の太陽光発電施設を妻名義の個人事業主の資産とする」ことで落ち着きそうです。
私の場合、妻自身が既に個人事業主であり、
そもそも3年前に太陽光発電事業を始める際、上記の方向性で検討しており、私名義1基・妻名義2基で設備認定を行っていました。
メリット:「サラリーマン副業の隠れ蓑」と「収入の分散化」
妻名義の個人事業主で太陽光発電事業をする場合の、大きなメリットは「サラリーマン副業の隠れ蓑」になることです。
あくまでも妻がやっていることにして会社バレを防ぐことができます。
私の場合は会社公認ですし、私のほうの個人事業にも1基分は残りますので、これには当てはまらないのですが。
もう一つのメリットは、収入の分散化でしょう。
売上1000万円をこえないように事業を2つに分けることで主に税制面でのメリットを享受できます。
特に消費税免税事業者を継続できることと、青色申告特別控除を2枠分いただけることでしょうか。
デメリット:「扶養に入れなくなる」(私の場合「消費税還元を受けられなくなる」)
デメリットとしては扶養から外れることでしょう。
サラリーマン側の「配偶者控除」が受けられなくなると共に社会保険料の控除からも外れることで新たに社会保険料の支払いを行う必要があります。
まぁ、個人事業主として収入を得ているわけですので当たり前ですね。節税は権利、納税は義務です。
私の場合は、追加2基分の消費税の還元を受けれなくなるのが最大のデメリットです。
もともと私は2016年に導入した設備購入分の消費税を還元いただいた後に、2017年より免税事業者に戻ることを想定していました。
妻の個人事業側にはこのような仕込みをまったくしていなかったので、残念ながらこれが使えなくなります。
低圧2基分ですので結構な金額ですからとても残念です。
ふるさと納税ができるように!
もうひとつのメリットとしてついに「ふるさと納税」ができるようになりました。(笑)
今年度分から100%即時償却の年季があけます。
追加2基の即時償却も方向性の1つとして考えていたため、これまで「ふるさと納税」を使えなかったのですが
方向性が定まったことによりふるさと納税を使えることになります。
駆け込みも駆け込みになりますので、良いのが残っていればよいのですが。(苦笑)
コメント
初めまして、いかなと申します。いつもあおそらさんのブログで勉強させて頂いております。
妻所有の件、大変興味があります。妻名義の場合、借り入れはが一番のハードルと思われます。あおそらさんの場合はどうされたのですか?
私の妻は専業主婦の為、難しいかもしれませんが。
by いかな 2017年1月3日 8:23 AM
いかなさま
お返事がおそくなり申し訳ありません。
おっしゃるように妻所有の場合は資金調達が課題ですね。
夫が保証人になったりすることで借り入れをする(日本政策金融公庫などがねらい目)が一般的ではないかと思います。
私の場合は「いつもニコニコ親ローン」で資金調達しました。(笑)
by あおそら 2017年1月9日 11:09 AM
あおそらさま
回答ありがとうございます。来週公庫に融資相談に行く予定でしたので、早速その時に聞いてみたいと思います。ありがとうございました。ニコニコ親ローン羨ましいかぎりです。駄目元できいてみよっかな〜
by いかな 2017年1月9日 5:01 PM
いかなさま
公庫に融資相談とのこと頑張ってください!
公庫は支店や担当者によるところも大きいそうですので良い回答が引き出せると良いですね!
by あおそら 2017年1月14日 11:11 AM