2019/06/10
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台湾でソーラーパネルから出火
少し前のことですが海外から衝撃のニュースが飛び込んできました。
台湾の公園に設置してあるソーラーパネルから出火しソーラーパネルの多数が損壊したとのこと。
詳細は記事をお読みいただきたいのですが、写真を見ると相当数のパネルが焼け落ちています。
太陽光パネルって燃えるの?!
私自身このようなニュースは初めてみました。
太陽光パネルにいったん火が付くと消すのが難しいことは知識としては知っていましたが、本当に熱波が原因で出火するものなのでしょうか?
ということで太陽光パネルの出火について調べてみました。
結論として、
熱波が直接の原因というわけではなさそうですが、やはり太陽光パネルの出火事故は夏場に多くなるようで、熱波と出火にはなにかしらの因果関係はありそうです。
エナジービジョンで、2014年6月~2015年4月までの間に、太陽光発電所86件の点検を実施しました。
その内、発火事故を起こしていた発電所の数は11件。なんと、12.8%で発火事故が起きています。
Energy Vision社HPより
ピックアップしたものがたまたまというわけではなくて、他の事例を見ても火災が起きた時期は6~8月が非常に多かったです。つまり夏場ですね。
太陽光の営業マンが会社に内緒で勝手に呟くブログより
原因は明らかではないようですが「熱が原因で太陽光パネルが断線しショートして発火」という流れが有力そうです。
太陽光パネルの出火は保険の補償範囲
太陽光パネルがなんらかの要因で出火して家事になってしまった場合、保険にて補償いただけるようです。
ただ、出火⇒周りに延焼などの事態になったら目も当てられませんので、保険があるから大丈夫とほったらかしと言うわけにはいきません。
定期的な太陽光発電所の現地確認が必要
ということで発火などに至らないためにも太陽光パネルの定期的な現地確認は必要です。
太陽光パネルの裏側から注意深く見れば、パネルが焦げている部分はすぐわかるようですので、そのような箇所がないかを定期的にチェックするだけでも意味があるかもしれません。
一番いいのはO&Mサービスに申し込むことかと思いますが、そのあたりはご自身のお財布との相談になるかと思います。