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太陽光発電って儲かるの?!|太陽光発電事業のリスクまとめ

time [投稿日]2019/06/10

太陽光発電って儲かるの?!|太陽光発電事業のリスクまとめ

これから太陽光発電の導入を考えている方の一番の関心を突き詰めると 「太陽光発電は儲かるか」だと思います。
いろいろと心配はあるかと思うのですが、結局のところ「儲けが投資金額に対して上回るか」に集約されるはずです。

答え: 儲かる可能性が極めて大です。

事業・投資に100%はありませんので、こんな書き方ですが、よっぽどの失敗をしない限り儲かるのは間違いありません。
テレビやインターネットなどで8年回収とか表面利回り10%などの広告が掲載されていますが、 太陽光発電ならこれぐらいはのリターンは十分達成可能な目標です。

※本記事は2014年5月7日初校の同記事を2019年版に再構成したものです。

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高利回りのタネは再生可能エネルギーの固定価格買取制度

この錬金術ともいえる高利回りのタネは経済産業省資源エネルギー庁の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」です。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は国が音頭をとって20年間一定金額で発電した電力を買い取りを保証してくれる制度です。

詳細については産業エネルギー庁の固定価格買取制度ガイドブックをご参照ください

(参考) 産業エネルギー庁 再生可能エネルギー 固定価格買取制度ガイドブック2019年版

事業としてみた際に「20年間もの長期間の買い入れ価格、全量買い入れを保障」するという商売は、あり得ないほど好条件です。

ピンとこない方は、あなたが他の事業を新しく興すことを考えてみてください。
例えば「ラーメン店」でしたら「20年間あなたが作ったラーメンを、お値段据え置きで、作った分だけ必ず買い取ります」と国が補償してくれるのと同じです。

「ありえないほどの好条件」であることがご理解いただけると思います。

太陽光発電って本当に本当に大丈夫?

最近では太陽光発電の知名度もあがりかなり”堅い”投資として認識されるようになってきました。

私が導入を決めた2013年度はまだまだ知名度が低く、世の中に多数ある「怪しい投資話」の一種と区別がつきませんでした。
太陽光発電は、当時に比べて素性もリスクもはっきりしているので、本当に”堅い”投資と言っても良いと思います。

太陽光発電事業のリスクとその対策

実際に私は太陽光発電は「投資資金を回収できなくなるリスクが極めて少ない」と判断して投資に踏み切りました。
私が太陽光発電事業への投資を開始したのは2013年ですが、それから新たに発覚したリスクも含めて皆様ににご紹介します。

固定価格買取金額の変更の可能性:なんだかんだ言って固定価格買取金額が変更される可能性あるんじゃない?

最近は太陽光発電の固定買取価格の財源として設定された再生可能エネルギー発電促進賦課金の金額が高くなり、固定買取価格自体を改めるべきとの世論があります。

ただしすでに国が約束したルールを変更する可能性は極めて低いです。
買取金額変更はインフレ対策として発電者側の救済のためにのみ取られうるのが原則です。 (前述のPDFに記載されています。)

そうは言っても、いろいろと後付けルールが追加されているのは事実なので、100%絶対とは言えません。
ただ、これまでの後付けルールはちょっとグレーな方法を使っていた人(認定だけ取って後から作るなど)への対策なので、過剰な心配は不要だと考えています。

太陽光発電の販売会社の信頼性:太陽光発電の販売会社って怪しくない?

設置してすぐに太陽光パネル等の設備が壊れてたりするんじゃない?つぶれて保証が受けれなくなるんじゃない?

太陽光発電の機器や設備を購入する会社が大丈夫かどうか?!という心配は常にありますよね。
ただこの手の悩みはお買い物には常に付きまといます。例えば自宅を建てるときに「このデザイン事務所・工務店で大丈夫?」と言うような悩みですね。

これに対する対策としては、まずは信頼の置ける会社を選択するべきです。
その上で、きちんとした保証が受けられる商品(会社)を選択することでリスクを下げることが可能です。

具体的には太陽光発電の大手会社や合い見積もりサイトでしっかりと会社比較をして信頼のおける会社を選ぶことが重要です。
こちらの記事で太陽光発電合い見積りサイトの使い方をご紹介しています。

太陽光発電の導入を考えたら一番初めに行うこと

太陽光発電販売の倒産:建設前に倒産したら?

前述の太陽光発の電販売会社の信頼性と一部重複しますが、やはり太陽光発電事業における最大のリスクはこちらの業者選びです。

建設後に会社が倒産した場合、保険などでカバーすることができますが、導入前にお金を振り込んでしまった後に業者が倒産などされた場合には手の打ちようがありません。

これを避ける方法ですが、「その会社が信販を取り扱っているか」である程度判断できます。
アプラスのソーラーローンなどを取り扱っているという会社であれば、信販会社がその会社のことを保障しているのである程度安心できます。
(もちろん信販を取り扱っていない健全な太陽光発電関係者会社もたくさんあります。)

また信販で購入する場合は、原則支払いは引き渡し後になりますので、支払い後の倒産リスクはそもそもなくなります。
信販は金利が高いので、トータルでの事業性での判断になりますが、倒産リスク回避と言う意味では信販はメリットが大きいです。

アプラス「ソーラーローン」の7つの特徴

太陽光発電の保険金額上昇のリスク

近年、太陽光発電の保険金額が大きく上がっています。先日5年契約の太陽光発電保険を更新したのですが、2013年から2倍ぐらいになりました。
イメージ的には、もともと年間2万円ぐらいだった保険金額が4万円になった感じでしょうか。

年間200万円の売電収入がみこめる太陽光発電所なので利回りが1%低下することになりますね。

おそらくこの保険金額は今後も上昇すると想定されます。
事業計画(シミュレーション)を検討される際にしっかりとリスクオンしておく必要があります。

または当初から20年の保険付きの物件を購入するのもリスク回避策です。

保険で補償されない天変地異リスク

保険で補償されないリスクもあります。

私の場合、地震/津波/火山/戦争は保険ではノーケアです。 こららが起きたときには対応できません。唯一、収支を良くして回収時期を早めることが対策になりうると思います。

これらもリスクとリターンのバランスを考えての事業性判断となりますが、私の場合は天変地異級の災害は「心配しても仕方がない」とあきらめてます。「富士山噴火を心配して富士山近くには住まない」と言っているのと同じレベルの話ですよね。

固定資産税の上昇リスク

私が発電所を建てた土地は、農地を転用しています。

周りは今のところ、わりと畑が多いのですが、将来的には周りが宅地になる可能性も否定できません。
立地的にそれほど田舎で無いので、宅地として造成すれば十分売れそう。

ということで、周りの人たちが畑を宅地として売ってしまえば、それにつられて地価があがり、固定資産税が上がる可能性があります。

土地付き分譲太陽光などで宅地に近いところの商品などもあります。

不動産としてみると出口戦略としてはよいのでしょうが、20年間の太陽光発電の運用を考えるとやはりリスクとして考える必要があると思います。

新税のリスク

2019年になって「太陽光パネル新税」と言う地方税の検討を始めた自治体がでてきました。
これは太陽光発電の固定資産税と2重課税なので認可されない可能性が高いと(個人的には)思っていますが、これに類する税金追加または税金利率がアップするリスクはあると思います。

「太陽光パネル新税」は導入されるか|太陽光発電事業の新リスク

周辺に建物が建つリスク

周辺に新しい建築物ができその影が発電量に影響を及ぼすリスクもあります。いちばん影響が大きいには南側に建築物ができる場合ですね。
もともと太陽光発電所は周りが開けているところに作るケースが多いと思いますが、宅地の近くなどの場合はリスクが大きいです。

また南側に新たに太陽光発電所ができた場合でも、隣のパネルの影が自分のパネルにかかるリスクがあります。

お隣さんの太陽光発電所がついに施工・・・ちょっと不安あり

まとめ

2019年時点で私の認識している太陽光発電所のリスクをまとめました。

太陽光発電にはいろいろなリスクがあります。

しかしながら、総じて言うと
太陽光発電はきわめてリスクが低い投資 だと考えています。

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アラフォー九州男児の「あおそら」です。サラリーマン副業として太陽光発電に取り組んでいます。太陽光発電や個人事業に関する皆様との情報交換の場としてブログを運営しています。

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