2019/06/10
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スネイルトレイルへの対策をメーカーと打合せ
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昨日発見された太陽光パネルのスネイルトレイルの対策についてメーカーと打合せをしました。
数が数だけにスネイルトレイルの発生状況の確認に時間を要し、長時間の現場立会いとなりました。
メーカーの対応の要旨
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メーカー担当としての取り得る対応の要旨は
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1.太陽光パネルの上に乗って設置作業をしていたのは事実。
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2.使っている太陽光パネル(自社OEM)は、パネルの上に載って作業することを禁止されていない。
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3.スネイルトレイルは発電量がすぐさま下がるものではないので、出力が下がったら交換するという対応にしたい。
ということでした。
もちろん納得はできませんが、状況が状況だけに担当者の一存で大きな補償を決めるわけにはいかないことは理解できます。 -
こちらからの検討お願いの要旨
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以下の反論をして、担当からの提案をお断し、お持ち帰り検討をお願いしました。
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1.太陽光パネルに乗って作業すれば、マイクロクラックが発生しスネイルトレイルが発生するのはあたりまえであり、作業ミスと考えている。(=瑕疵責任の追及)
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2.リアルタイムにパネル1枚の発電量が下がることを調べるすべがない。また設置から発電開始まで既に8ヶ月たっており、すでに発電量が下がっている可能性があるが。
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本日の収穫は、メーカ側に「太陽光パネルに乗って作業していた」ことを認めさせたことです。
これを認めていただけなければ、見た/見ないの水掛け論になり瑕疵責任の追求が難しくなります。
ここは重要なところなので、しっかり手書きの議事録を取って証拠として残しました。 -
ちなみに念のため、父親の自宅屋根にある同時期施工の同じパネルを確認してみましたが、30枚以上ある太陽光パネルには1枚もスネイルトレイルは発生していませんでした。
ここからも太陽光パネルに乗って作業したことが原因である可能性はきわめて高いと思っています。 -
本件は営業所には荷が重過ぎるようで、本社預かり案件となる可能性が高いようです。本日よりメーカも冬休みだったようで、年明けのご回答になるとのことでした。(休み1日目に出勤対応いただいて担当者には非常に感謝!)
今後どのようになるのか分かりませんが、しっかりと交渉していきたいと思います。
同様の内容で、お困りの方・情報をお持ちの方いらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしております。