2019/06/10
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この記事の目次
太陽光発電業界の常識くつがえす衝撃情報
日経BP「メガソーラービジネス」の
「間違った雑草対策でメガソーラーが悪者に」。緑地雑草科学研究所・理事に聞く(第3回)記事の引用記事第2弾です。
こちらの日経BPのメガソーラービジネスの記事、メガソーラーの雑草対策について専門家の視点から参考になる情報です。
初めて聞くお話や、目から鱗の情報がたくさん含まれているのでぜひご一読ください。
当ブログの第1弾の引用記事はこちら
草刈り機による雑草対策は背の高い多年草の雑草へ
本日は緑地雑草科学研究所の伊藤操子氏(京都大学名誉教授)の
「機械除草によって、背の高い多年生の雑草が優勢な植生に遷移することになります」とのコメントを紹介します。
機械除草によって1~2年生の雑草を刈ると、地面に光が入るので、種子からの雑草の発芽を促します。多年草は、地上部を刈り取ると、地下茎から再生します。つまり、機械除草によって、背の高い多年生の雑草が優勢な植生に遷移することになります。年12回、機械除草を頻繁に行えば、地下茎も枯死しますが、現実的ではありません。
「間違った雑草対策でメガソーラーが悪者に」。緑地雑草科学研究所・理事に聞く(第3回)
目から鱗の情報です。でも聞けば「なるほど!」と思えます。
実際には草刈り機だけで雑草対策をしている太陽光発電所は少ないと思いますが、例えば隣地が農地の方などは、草刈り機だけで頑張っている方もいらっしゃると思いますので注意が必要ですね。
たしかに年12回の草刈りはサラリーマン副業の我々にとっては現実的ではありません。
背の高い多年草といえば「セイタカアワダチソウ」
さて背の高い多年草と言えばなんでしょうか。
やっぱりセイタカアワダチソウが一番に思い浮かびます。
つまり草刈り機で草刈りをすると、それまで「他の雑草が強く芽がだせなかったセイタカアワダチソウが一気に増える」という現象におちいるそうです。
・・・心当たりがありまくりです。(苦笑)
私の太陽光発電所でも2度目の夏に2~3号機の建設予定地に一気にセイタカアワダチソウが増えました。
セイタカアワダチソウの抑制に効果のある除草剤「アシュラム」
ちなみに同記事内でセイタカアワダチソウに効果のある除草剤「アシュラム」が紹介されていました。
「公害雑草」と言われるほど、繁茂したセイタカアワダチソウの抑制に効果のある除草剤「アシュラム」が、テレビでも好感を持って紹介されました。これはセイタカアワダチソウの地下茎の成長点を止める画期的な薬剤です。
「間違った雑草対策でメガソーラーが悪者に」。緑地雑草科学研究所・理事に聞く(第3回)
もしセイタカアワダチソウに苦しめられている方はぜひお試しください。
雑草インストラクターとして太陽光発電所の雑草対策ビジネス
やっぱりプロは違うなぁと感じる記事です。
緑地雑草科学研究所では、「雑草インストラクター育成」プロジェクトにて、適切な雑草防除プランの実現に貢献できるような人材を養成する取り組みも進めているそうです。
太陽光発電所向けに雑草対策ビジネスを考えるのも面白そうですね。