2019/06/10
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太陽光発電の調達/維持の基準価格
15年度の太陽光発電の売電価格の経済産業省資源エネルギー庁の調達価格等算定委員会から”委員会案”が提示されました。
この委員会案の算出の根拠として、太陽光発電にかかる平均的な調達および維持にかかるコストが示されています。
⇒資料3:平成27年度調達価格及び調達期間に関する意見(案)
※10kw以上の太陽光発電に関しては6ページ以降を参照ください。
太陽光発電の基準となる全体費用(システム費用)
一番気になる太陽光は発電全体の導入コスト(=システム費用)は、太陽光パネル、パワコン、架台、工事費を含んで、
36.4 万円/kWとのことです。
こちらは基準費用ということですので、平均的にかかる費用ということになります。
例えば50kwの太陽光発電では1820万円ということになりますね。
言い値で支払う必要がある”連携費用”へ懸念あり
個人的に気になったのは、連携費用の「平成 26 年度の想定値の 1.35 万円/kW を下回る水準」というところです。
私の九電からの請求額はこれをはるかに超える金額でしたので少し驚いてしまいました。
九電からの請求に対して、こちらも知識が無いため価格交渉などしようもなく言い値で支払わざるを得ません。
今回はそのままOKを出してしまいましたが、このデータを見るといささか納得がいかないですね。
うちの案件は電柱も至近にあり、他の案件と比べて好条件と聞いていました。
皆様も上記資料をご自分の太陽光施設の費用の目安(=価格交渉のネタ)にしてください。