2019/06/10
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太陽光建設予定地に小作権があることが発覚
現在太陽光発電2号機の用地の確保に奮闘しています。
問題は、その建設予定用地に小作者がついていることが発覚したことです。
海より深い小作人のお話
もともとお貸ししていた人(=小作人)は別の方だったのらしいのですが、その方はとうの昔に引退済みで現在は荒地状態の畑でした。
今回よくよく調べてみると、その方とはまったく違う人が小作人として登録されていたようです。(いわゆる闇小作状態?)
問題は小作権をお持ちの方はすでに無くなってなくなっており、その親族の方と連絡がつかないという状況と言う事。
もうちょっと突っ込んでお話しすると、この小作権をお持ちの方という方がかなりのヤンチャな方らしくて、金銭やその他いろいろなトラブルを抱えたまま行方不明、
親族も「あいつの話をするな」という状況で、お話をしてもまったく取り合ってくれません(借金取りなどいろいろあるようです)。
小作権の契約自体は祖父の時代のお話なのですが、なんとなく地元の不動産会社にいいようにされていたようなにおいがします。(苦笑)
農業委員会に相談するもののお役所対応
もともと小作権は、小作者の権利を強く保護するものですので、そのような状況でも、簡単には小作権を削除することできません。
農業委員会には、なんども相談もしたのですが、残念ながらお役所仕事でのらりくらりと体よく断られるばかりです。
とりあえず、まとめると、現状としては、以下の2ステップが必要です。
- 旧小作者の権利相続人を探しだす。
- その相続人の過半数以上から小作契約取りやめの承認を得る。
小作者が生きていれば半年前に「来年は小作契約は延長しない」旨を申し伝えるだけでよいはずなのに、 なぜにこのような面倒な手続きをしなければならないのか理解に苦しみます。
そのように説明しても、前述の海より深い小作人のお話をしても、ぬかに釘状態。
こう言う案件に強い弁護士さんや司法書士さんに相談できれば良いのでしょうけど、 まずはできるだけコストかけずに自分でできるところまでやってみるつもりです。