2019/06/10
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太陽光パネル同容量でパワコン容量違いの発電量は?
九電より新しく開設したあおそら弐号発電所・あおそら参号発電所の5月分の発電量が届きました。
これで以前より稼働中のあおそら壱号発電所との同条件での比較が可能になりましたので、
太陽光パネルが同容量で、パワコン容量が違う場合の発電量実績の違いを報告します。
あおそら壱号発電所と、弐号・参号発電所のスペックです。
あおそら壱号発電所
- 太陽光パネル(サニックス製:SRM296P-72N):296W x 160枚=47.36kW
- パワコン(ダイヤモンド電機製:DPC-45B):4.5kW x 10基=45kW
あおそら弐・参号発電所
- 太陽光パネル(サニックス製:SRM296P-72N):296W x 160枚=47.36kW
- パワコン(山洋電気製:P61B502):5kW x 8基=40kW
これに対して5月度の発電実績が以下となります。
あおそら壱号発電所: 4,901kWh
あおそら弐号発電所: 5,086kWh
あおそら参号発電所: 5,035kWh
つまりパワコン容量は壱号機のほうが多いのにも関わらず、弐号機・参号機のほうが発電量が多いという結果になりました。
あおそら壱号発電所は東側に木があるためその影響で発電量が低いと想定されますので、その分を差し引いてもほぼ同量程度の発電実績と言えるでしょうか。
ちなみに、あおそら壱号発電機と同スペックのじじそら零号発電所の発電実績は5,141kWhでしたので、ひょっとしたらパワコン容量5kWの違いはこれぐらいなのかもしれません。
まとめ
太陽光パネル47.36kWに同容量ですとパワコンを45kWでも40kWでも発電量にさほど違いはなさそう。
年間を通じて差分を算出してまた報告します。