2019/06/10
Yahooニュースにショッキングなニュースが飛び込みました。
「九電、太陽光申し込み88%減 買い取り額引き下げ影響」
九州電力に2015年4月に申請された太陽光発電の接続申込件数が788件、前年同月が7053件とのことで、
実に88%減となります。
買取り価格のダウンは当初よりわかっていたことですし、そもそも一昨年→昨年でも同様に買取り価格ダウンしていますので、それほどの影響を与えていないのではと考えます。
となると、この大きなDOWNは「出力抑制」が影響ではないかと思います。
実際、九州地方は年間360時間の上限を超えて出力を制御されてしまう地域ですので、
売電事業者としては、売電収入が計算できないことで事業収支シミュレーションができず、
結果して施設を作ることが出来ません。 ※新ルールの出力抑制についてはこちらのサイトが詳しいです。
実際、本来であれば4月末までの申請できれば固定買取価格29円(5月以降は27円へ切り替わる)となりますので、
それなりの駆け込み申請はあると思っていたのですが、蓋を開けてみるとこの状況でした。
早急にこの出力抑制についての対策を施さないと、太陽光発電の普及に大ブレーキがかかってしまいます!
いろいろな問題を抱えてはいるものの、
太陽光をはじめとした再生エネルギーは、日本の、世界の未来のエネルギーを担う大きな役割をもっていると信じています。
どげんかせんといかん!! ですよ。
コメント
その記事は読んでおりました。
恐らく記事にして下さるとの読みがあたりました!!
作らせるだけ作らせておいてうまくいかないからストップしますという政策はあんまりですよねw
最悪の事例としては、材料そろえた後に買取中断でやむなく大損失というのも聞いたことがあります。
またそこまでではなくても設備認定受けていた人でも設置の保留を受けてしまって、その間に買取価格だけが下がるという酷いあつかいです。
設置間際まで進めていた人たちはやむなく抑制を受け入れ建設せざるを得ませんし、新規の計画も出力抑制で銀行の融資が出にくくなって頓挫してしまいますね・・・
いずれにしてもこれに関しては「さっさと立ててしまうか辞めるか」しか対策はありません!!
by なお 2015年6月14日 6:56 PM
>なおさん
あてられましたか。笑
タイムリーに投稿したかったのですが、いかんせん知識が半端で、いろいろと調べてからになったため遅くなりました。
本騒動は私はギリギリ滑り込みで巻き込まれずにすみましたが、
みなさん本当に苦労されていますね。
裁判で調停中とかの話も方々で聞きます。
本件に関する対策は
官と九電とわれわれ電力事業者それぞれそれなりのやりようがあると思っていますので、
機会があれば投稿してみます。
抜本的な対策という意味では、やはり官に筋道を作ってほしいのですけどね。
by あおそら 2015年6月14日 9:34 PM
群馬で太陽光パネルぶっ飛んだ―!!
by なお 2015年6月15日 7:27 PM
なおさん
え?竜巻でもありました??
by あおそら 2015年6月15日 7:41 PM
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150615-00000038-nnn-soci
ぜえ・・・ぜえ・・・
by なお 2015年6月15日 8:30 PM
これ、なおさんのパネルですか?
けっこう盛大に飛ばされていますね。
人的被害がなかったのが不幸中の幸いですけど。
保険で保障されるのでしょうか??
by あおそら 2015年6月15日 9:18 PM
設置している県が全く違うので私のではありませんが、同じ太陽光事業者としては恐ろしいですね。
見た感じ単管パイプのようですが、積雪の時の倒壊なども単管パイプが多かった記憶があります。
設置コストや建設スピードが安く速いけれど、耐久性にやはり問題がありますね!!
by なお 2015年6月16日 12:52 AM
いやいや、なおさんのコメントがすごくあせってたように見えたのでビックリしました。
単管パイプ自身が全て悪いわけではないのでしょうが、しっかり強度計算しないと危ないですね。
by あおそら 2015年6月16日 1:08 PM