2019/06/10
日本を代表する太陽光発電の専門展示会であるPVJapan2018を視察してきました。
今年も我が家からアクセスのよいパシフィコ横浜での開催です。
PVJapan2015から4年連続4回目の視察になりますが、昨年から規模の縮小傾向が続いており、今年は完全に業界人向けの展示会になったおもむきがあります。
桜木町駅からパシフィコ横浜まで案内のポスター1枚すら見かけませんでしたので、リピーターしか来場しないということでしょう。
全体的な印象としては太陽光発電は「保守・運用」ビジネスにシフトしていることが良くわかる展示会でした。
広告
この記事の目次
PVJapan2018レポート|完全に業界人むけ展示会になりました
それではPVJapan2018をレポートします。
過去のPVJapanレポートはこちら
PVJapan2018トピックス&トレンド
私が気になったPVJapan2018の展示トピックスをご紹介します。
太陽光発電ビジネスは「保守・運用」に完全に切り替わった
太陽光発電のビジネスのターゲットは「保守・運用」に完全に切り替わった感があります。
もちろん大企業からすると太陽光パネル自身の展示が主流なのですが、今までの展示会で見られた設営に関する展示がほとんどみられませんでした。
逆に増えているのは「保守・運用」。しかも誰もが知っている大企業の関連会社の参入・展示が目立ちます。
以前導入を検討したてるてるモニターも展示していました。いつの間にか複数パワコン監視もできるようになっています。
一軸追尾式架台と水上設置架台が展示
私の大好きな追尾式架台は一軸追尾式架台の出展がありました。横方向の一軸はちょっと珍しいですよね。発電量は15~20%Upとのこと。
こちらは水上架台。ため池などの使用権利を取得するのは個人では難しいのでなかなか導入は難しいと感じます。
太陽光発電所ネットワークで全国の太陽光発電所長と繋がろう
太陽光発電所ネットワークの展示もありました。こちらはNPOで個人の太陽光発電所の所長間の繋がりを支援する団体です。
屋根上の太陽光発電がメインとのことですが、もちろん産業用のかたもいらっしゃるようです。
太陽光発電所ネットワークではセルフメンテナンスも推奨されています。
太陽光発電ムラの太陽光王子の対談も視聴
太陽光発電のネットワークと言えばはやり太陽光発電ムラ。ムラからの展示はありませんが千葉エコ・エネルギーブースでソーラーシェアリングに関する対談があったので視聴してきました。
日本の社会のことを考えるとソーラーシェアリングはぜひ導入を進めていってほしいです。
その他にも面白そうな情報も
その他にも、いろいろと面白そうな情報も仕入れてきました。
太陽光発電×生命保険(エヌエヌ生命)
今回の展示会での初入手の情報「太陽光発電メンテナンスと生命保険を組み合わせた新商品(生命保険)」がありました。
法人であれば生命保険で節税できることは有名だと思うのですが、太陽光発電のメンテナンス費用を見据えて5年、10年スパンでの解約を見据えた生命保険とのこと。
私の場合は個人事業でやっている(法人でない)ので、生命保険の節税テクニックはほとんど知らないためなんとも言えないのですが、おそらく工夫次第でいろいろな使い方があるのだと思います。
ご興味があるかたは調べてみてください。
激安フェンス
2,980円/mの激安フェンスが展示されていました。説明員がお忙しそうだったので詳細は聞けなかったので施工費用込みかどうかは不明です。
草刈りカー
個人事業には高値の花の草刈り用のバギーも出典されていました。男の子としてはぜひ欲しいアイテムではありますがなかなか手が届くものではないですね。
メガぐらいの規模を持っていれば購入してもペイするのでしょうか。
まとめ
日本を代表する太陽光発電の専門展示会であるPVJapan2018を視察してきました。
今年もパシフィコ横浜での開催です。
PVJapan2015から4年連続4回目の視察になりますが、昨年から規模の縮小傾向が続いており、今年は完全に業界人向けの展示会になったおもむきがあります。
全体的な印象としては太陽光発電は「保守・運用」ビジネスにシフトしていることが良くわかる展示会でした。