2019/06/10
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PVJapan2017レポート|地に足が着いた展示会になりました
日本を代表する太陽光発電の専門展示会であるPVJapan2017を視察してきました。
PVJapan2015とPVJapan2016とお伺いしていますので3年連続3回目の視察になります。(こういう言い方をすると甲子園みたいですね。)
昨年(PVJapan2016)からかなり規模が縮小された感がありますが、逆に言うと、地に足が着いた展示が多く、質問には丁寧に答えていただけますし、私のような素人でも落ち着いて回れてよかったです。
個人的には、ギラギラしていたり、フワフワしていたりする展示よりも好感がもてます。(笑)
いよいよ「真面目な業者だけが生き残る」という状態になりつつあるようですね。
簡単ではありますがPVJapan2017をレポートさせていただきます。
過去のPVJapanレポートはこちら
PVJapan2017トピックス&トレンド
私個人が気になったPVJapan2017の展示トピックスをご紹介します。
資源エネルギー庁「9/30に事業計画が提出されなくても認定は取り消されない」
資源エネルギー庁の展示の中で1点気になる点がありました。
2017年9月30日にせまる事業計画の提出期限に「事業計画が提出されなかったからといって直ちに認定が失効するわけではありません。」という注釈が入っていました。
私自身まだまだ時間があるのでのんびり構えていたのですが、あれ?いつの間に?!と感じてしまいました。
事業計画の提出義務化については、太陽光発電をやっている方で1/3ぐらいの方は未だに認識されていないように感じています。(なんの根拠もない数値です。笑)
ちょっと一安心でした。
R2ソリューション:太陽光発電パネルのリサイクルについて根掘り葉掘り聞いてきました
当ブログでも何度かご紹介したR2ソリューションの展示がありましたので、根掘り葉掘り聞いてきました。
太陽光発電パネルのリサイクル、リユースビジネスはこれから必ず伸びる分野です。
お話によると、現状ではまだまだ儲かるビジネスではないが「これから」に備えている状況で、最終的にはパネルの処分費用を○○○円まで下げたいと考えている(メモがなくなって金額を分からなくなりした。ごめんなさい)。
すいません。せっかくお話を伺ったのに、展示後すぐにレポート記事を書かなかったので、記憶から抜け落ちてしまいました。(苦笑)
ナチュラル・エージ技術協会:インターレジェンス工法
ナチュラル・エージ技術協会より、インターレジェンス工法という「重曹を使った雑草抑制方法」を紹介していました。
パネルだけの展示なのですが興味津々です。
重曹は「農作鬱、人畜、水産動物に害を及ぼさない」ため環境に優しい雑草抑制ができるようです。
というと、抑制がメインであまり雑草は枯れないのでは?と心配になりますが、重曹塗布時にはしっかりと雑草は枯れてその後に抑制効果があるようでした。
小型水力発電の展示が多数あり
今回のPVJapan2017(併設の再生可能エネルギー世界展示会の展示かもしれません)ですが、小型水力発電の展示が非常に増えて居ました。
どちらかというと地場の中小の会社が独自に取り組まれているような展示が多く、各社いろいろな工夫をされているようでおもしろかったです。
小型水力は24時間発電ができるのがメリットですが、はやり水利権が一番の課題となりそうです。
お話を伺うと皆さん水利権のデメリットをつつみ隠さずお話してくれるところが、素晴らしいですね。