2019/06/10
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2015年の産業経済省「再生エネルギー小委員会」が始まりました
- 毎年恒例の産業経済省「再生エネルギー小委員会」が今年も始まりました。
○概要はこちらのメガソーラービジネス(日経BP社)の記事がおススメです。
経産省、FIT見直し議論を再開、「再エネ小委員会」が初会合 - さて、今年は以下の4項目が課題として挙げられており、第2~4回の小委員会で、その対策が議論されるようです。
①現⾏制度の⼿続の流れ
②コスト効率的な再⽣可能エネルギーの導⼊
③系統制約の解消に向けて
④研究開発・規制改⾰○「再エネ小委員会」の配布資料
⇒参考資料1-3が分かりやすいです。 - 個人的には「①現⾏制度の⼿続の流れ」が一番興味があるところです。
具体的には以下の3項目が議論の対象となるようです。
・「設備認定を受けたものの未稼働の案件対策」(≒「空押さえ」「滞留案件」の解消)
・「運転開始後に適切な事業運営を確保する仕組み」(≒「太陽光版の車検制度」など)
・「買取価格の決定時期の見直し」 - 先日からお伝えしているように、追加の2基の検討を進めているところですが、
いろいろな課題があり、9月までに作るのはちょっと難しそうな状況です。それでも、できるだけ急いで(遅くとも年内に)作れるように動こうとは思っていますが、
それまで小委員会の議論が変な方向に転ばなければ良いのですが・・・。
コメント
逆にアメリカでは、太陽光ビジネスが国を挙げて力を入れるようです。
日本でも、メガソーラークラスには最初から安定供給義務(=蓄電池併設)を
入れておけば、今のような状況にはならなかったというのに。
メガクラスなら蓄電池のコストいれても、10年程度の回収可能なんですよね。
遅くないので、いまからでも、メガクラスには蓄電池併設義務を課してもいいような気がします。そしたら未設置の発電所の取り消しで、本当にやりたい人だけが残るような気がします。
by 通りすがり(鬼) 2015年9月19日 12:15 PM
通りすがり(鬼)さん
そうですね。
そうすれば蓄電池の価格もあっという間に下がるような気がします。
災害時の対策にも有効ですし。
そのうち、出力抑制ルール対策で低圧にも蓄電池を搭載するのが当たり前の時代がくるかもしれません。
by あおそら 2015年9月21日 5:44 PM