2019/06/10
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いろいろなサイトで紹介されている太陽光発電向きの都道府県は順位がバラバラ
太陽光発電を行うのには日照時間が長い地域が適しています。
いろいろなサイトで太陽光発電にお勧めの都道府県が紹介されていますが、順位がバラバラでしたので、少し突っ込んで調べてみました。
どうやら日照時間が年度によって結構ばらつくことが分かりました。
ばらつきをおさえるため長期間の平均のデータをさがしたところ、
岐阜県庁の統計課が1981~2010年の20年間のデータを公表してくれています。
※各都道府県の県庁所在地の日照時間
※出展は理科年表
このデータを分かりやすいようまとめてみました。
(・・・なんだか本業の資料を作っている気分になりました。笑)
●都道府県(県庁所在地)の1981~2010年日照時間平均(高い順)
●都道府県(県庁所在地)の1981~2010年日照時間平均(地図色分け)
太陽光発電におすすめの都道府県
これらの分析結果によると、山梨、高知、宮崎、群馬あたりですと、間違いなく太陽光発電におすすめと言えそうです。(地図の赤塗り地域)
実際のところ、2000時間越えの静岡、徳島、愛知、和歌山、岐阜、三重、香川、広島、埼玉、岡山、愛媛、大分、熊本まではまったく問題ないでしょう。
また、このデータは、県庁所在地のデータですので、同じ県でも地域差は出ると思います。
※地域差についてはこちらのサイトである程度は調べられると思います。
あとは、太陽光発電トータル価格(分譲を想定)とのバランスを見ながら判断となります。
日照時間が少なくても、価格が安ければ十分ビジネスとしては成り立ちます。