2019/06/10
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この記事の目次
Looopの新商品はお値段据え置きでより高品質に
少し前のことですがLooop社より新商品のプレスリリースがありました。
MY発電所キット78に代わり『MY発電所キット78NT』
MY発電所キット81に代わり『MY発電所キット84NT』が設定されるようです。
NTはニュータイプではなくNEXTOUGHの略のようです。
ちなみにLooop社の社長中村創一郎氏は1978年生まれ。新進気鋭のベンチャー社長です。ガンダム世代ではないですね。
両面ガラスの太陽光パネルを採用で耐久性Up
今回の商品の一番のポイントは両面ガラスの太陽光パネルを採用していること。
両面ガラスタイプのメリットは、
「バックシートを使用した従来型パネルに比べ、紫外線や水、熱、砂などの影響を受けにくい」ということで
主に耐久性/品質面が向上しているようです。
両面ガラスタイプと言えば、2015年に「トリナソーラー」が強力に売り込んでいたことを思い出します。
確かLooopはソーラーフロンティアからのOEM供給を受けていますので、同じようにトリナからのOEM商品かもしれませんね。
コストダウンではなく玄人好みの改善をとったLooop社の狙いは?!
Looop社と言えば日本の太陽光発電市場に真っ向勝負している会社、
固定買取価格が下がっても十分に対応できるコスト対応力をたびたびアピールしています。
今回のプレスリリースは2016年3月2日から開催されるPV EXPO2016に合わせた新商品ですが、
今回はコストダウンではなく製品力の底上げを用意してきました。
これは、個人的にはPV EXPOという展示会の趣旨に合わせた戦略なのではないかと感じています。
新しい技術やサービスなどを打ち出して展示してこその展示会ですので、
「固定買取価格のダウンに合わせて値段を下げました」だけでは何も面白くないからです。
実際に昨年2015年は、Looopは9月の関西PV EXPOで値段を下げたと記憶しています・・・。
もちろん価格を下げることも太陽光業界の活性化のためには重要なことなのですが、値下げだけでは業界は盛り上がりません。
ということで、1年間を通して考えてのマーケティング戦略なのだと考えています。
まとめ
PV EXPO2016ではLooopブースで『MY発電所キットNTシリーズ』要チェックです。
Looop社は若くて勢いがあるスタッフが懇切丁寧に商品説明をしてくれるのでとても勉強になります。
追記 2016/03/06
PV EXPO2016にて、新商品であるMY発電所キットNTシリーズは、これまでの同容量の商品とお値段据え置きですが、
現行のMY発電所キットシリーズは値下げしていることが判明しました。
詳細はPV EXPO2016の詳細レポートをご確認ください。